血液透析とは・・・
血液透析とは尿毒素に汚染された血液を体外に導き、人工腎臓と呼ばれるダイアライザーの装置にて、血液中の老廃物や余分な水を取り除き、血液をきれいにして体内に戻す方法です。
人によって異なりますが、週に 2〜3 回、一回 3〜5 時間程度行います。
透析時間
時間帯
月
火
水
木
金
土
日
午前(9:00〜)
○
○
○
○
○
○
×
午後(17:00〜)
○
×
○
×
○
×
×
内シャント手術
血液透析を行うには 1 分間に約 200 ミリットルの血液をダイアライザーに循環させる必要があります。これだけの血液量を確保するため、手首近くの腕の動脈 と静脈を手術でつなぎ合わせることによって、血管を太くします。これを内シャントといい、血液の取り出し口をブラッドアクセスといいます。内シャントは手術後 2 週間ぐらいたってから使用することが望ましいので、計画的に手術を行います。
透析データ管理
毎回の透析に関する体重、血圧、使用薬剤等全ての情報が専用のシステムで管理されます。
当院にて透析を始められてからの全ての情報を管理していますので、データを解析しながら個人にあった治療を進めていきます。
当医院での血液透析の流れは下記のようになります。
透析を受ける為の透析用着衣(パジャマ等)に着替えます。専用の更衣室にて着替えを行います。
体重測定により体重の経過を管理していますので服装を同じにする必要があります。
着衣は診察や治療の妨げにならないものであればどのようなものでも構いません。
体重を測定します。
スムースに体重測定→血圧測定→透析 が行えるよう専用カードを用いた自動測定を行っています。
棚に掲げているカードケースから各自のカードを使用し体重測定を行います。
車椅子の方や、付き添いが必要な方は職員がサポートしますのでご安心ください。
測定された体重や血圧などは過去の情報も全て管理されます。
血圧を測定します。
体重測定と同様に専用カードを用いた自動測定を行っています。
測定が終わると当日の体重・血圧等の状態や治療に必要な薬剤が記述された専用用紙が出力されます。
用紙を受け取り指定のベッドについてスタッフの指示があるまで待機します。
受け取った用紙はスタッフにお渡しください。
透析開始
穿刺(せんし)をおこないます。スタッフの指示に従ってください。
穿刺が終わるといよいよ透析の開始です。
人によって透析時間は異なります。大体3〜5時間の間です。
ベッドに横になって安静に過ごしてください。
各ベッドの上部には専用のテレビが取り付けられています。
イヤホンを使用し御視聴ください。
※ 携帯電話は禁止です。
食事
希望者には、有料で食事を用意いたします。(1食540円税込み)
当医院の栄養士がバランスのとれた食事を用意いたします。
食事は全て院内で用意しています。
透析終了
終了間になると職員が透析後処置に入ります。指示に従って楽にしてお過ごしください。
止血の為しばらくはベッドで待機する必要があります。
透析後体重測定
止血が終了すると、透析後の体重測定を行います。
透析前と透析後の体重の差をチェックします。
問題が無ければ透析終了です。
更衣室で着替えてご帰宅してください。
透析室は専用ベッド専用ベッド108 台を設置しています。
(50台:血液透析、58台:オンラインHDF)
各ベッドには、テレビを用意しています。イヤホンにて視聴が行えます。
透析室内の全体イメージです。
広々とした空間が用意されています。
透析用ベッドです。
DCS-27
TR-3000M
透析装置です。透析の対応にあった装置が用意されています。
専用テレビです。
ベッドに横になったまま視聴できるようベッド上方に取り付けられています。
チャンネル変更はリモコンにて行います。
中央カウンターには技士や看護師が常駐し、各ベッドの状態を監視しています。安心ですね。
当院では、旅行、出張、帰省などで、当地へ来られた患者さまの臨時透析を承っております。
臨時透析には、ドライウェイトなど透析条件の記入された、かかりつけ医の紹介状が必要です。
お電話で日時を予約後、 FAX、または郵送にてお送り下さい。
ご来院の際には各種保険証・特定疾病療養受療証をご持参下さい。
その他、詳細は、電話でお問い合わせ下さい。
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